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取扱ゲームは、オールネタバレです
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BIOHAZARD OUTBREAK(PS2)
2009年12月01日 (火) | 編集 |
バイオハザード アウトブレイクバイオハザード アウトブレイク
PlayStation2(2003/12/11)
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心意気は買いたい
<アクション>
・全体評価  
・お気に入り度

今年もクリスマスの足音が聞こえてきましたね。近々自分もお台場にイルミネーションを見に行く予定です。仕事の一貫でお金まで払って。クリスマスはもちろん仕事です。クソくらえです。あーハッピーオーラ全開のお台場にゾンビが大挙して押し寄せればいいのにイヒヒヒ。

そんなわけで、バイオハザードの外伝的作品、アウトブレイクです。


何がどう外伝なのかと言うと、今回の主役は怪異に巻き込まれた一般市民であります。
時間軸は2と同一。レオンやクレアが華麗なアクションを披露するその裏で、ラクーンシティの一般市民だって、ただ黙ってゾンビにやられてたわけじゃないよ!生き残ろうと必死に足掻いてたんだよ!というお話。
アイデアとしては大変斬新なのですが、何しろ一般市民だけに弱いわけで、そのためこのアウトブレイクはかつてない鬼の難易度に仕上がっています。いや、クレアだって普通の女子大生だったじゃん?というツッコミはカプコンまでどうぞ。
アウトブレイクは章立てになっていて、章ごとに操作キャラを選択します。その市民ラインナップは多岐に富んでいて、無難な警備員のオッサンや現職警察官から、知的な外科医・使えない人・金髪美女・ロリ枠まで完全完備。それぞれ個性を活かした能力を持つキャラの中から一人を選択し、死力を尽くしてゾンビに包囲されたラクーンシティを脱出するというのが、このゲームの目的。
で、それがどんだけ激ムズなのかというと、以下参照。



◆頻発するロードのため場所移動がしんどくてたまらないアウトブレイクレポート


いよいよゲームスタート。何やら酒場のようなところにいるようです。
バイオをプレイするのは久しぶりだったので、最初は操作を確認するところからはじめようかな~とのんびりコントローラーを握っていたところ、
いきなり窓ガラスバーン!
ゾンビ御一行様の登場です。はえーよ。

何しろまだ武器のひとつも取っちゃいないので、こちらは完全に丸腰。ソンビと戦おうにも手だてなしです。
仕方なく、追い立てられるように建物の二階へと避難することにしました。
二階に来たはいいものの、ここから一体何をどうすればいいのか分からず、その場でウロウロしていると、
またもや扉バーン!
ゾンビ御一行様の再来です。だからはえーよ。

そんなわけで、モタモタしていると侵入してきたゾンビにあっという間にフクロにされてしまうのがこのアウトブレイク。完全に一見さんお断りのゲームです。
どうやらここでは、机の上に無造作に置いてある扉の鍵をゲットしなければならなかったようですが、すでにフロアはゾンビの巣。相変わらず丸腰のままではありますが、こうしていても仕方ないので、とりあえず突撃してみる?
はい、攻撃された。はい、やっぱり噛みつかれた。

初っ端から、クリアどころかこの酒場から脱出できる気がしません。

ん? 今まで逃げるのに必死で気づく余裕がありませんでしたが、「サノバビッチ!」「アーハーン?」等々、絶え間なく誰かの声が響いているではないですか。
なんと酒場にいた連中も一緒に避難してきたようです。気が散るからとりあえず黙れや。これは頼もしい!WOW!しかもこの人たち普通に銃持ってる!バンバンぶっ放してる!さすがは銃社会アメリカ!
赤の他人同士ではありますが、この酒場に居合わせていたのも何かの縁。苦楽を共にすることになるこの仲間たちは、「先に行け!」と叫びながら、勇敢にもゾンビに向かって銃を撃ちまくってくれました。有難い。
この非常事態の中、他人を気遣えるその心意気に、胸が熱くなります。
まあ、話が進むにつれ、この連中がストレスの主な製造元となってくれるのですが。


とりあえず酒場を脱出し、ホッと一息。このあたりで保険として一度セーブしておくことにします。
へー、今回はセーブ後にいちいちタイトル画面に戻されるのか。まあいいや、再開っと。あれっ?ゾンビに囲まれて死んじゃった。セーブしておいて良かった。
おやおやおや。セーブデータが消えてるんですけど。どういうこと。
今回のバイオのセーブは、中断データ扱いとなり、一度ロードするとキレイサッパリ消え去るという鬼仕様でした。あひい。


とまあトラップ満載のアウトブレイク。
一番しんどいのが、基本的に持てるアイテムは4つのみという制約。銃器+回復アイテムは必須なので、残りは2枠となりますが、銃弾も持ちたいし、序盤はまさかの弾切れに備えて近接用武器も持っていたい。でも持ちきれない。
そんな時どうするか。
すぐには使わないアイテムは、同行する前述の仲間たちに持たせておくわけですが、恐怖がそうさせるのでしょうか、仲間たちは弱いゾンビ相手に、惜しみなく強力な弾薬を使いまくってくれます。どうしてくれんだよ。弾返せよ。
そんなわけで、序盤こそ頼もしい存在だった仲間たちは、途中からただのお荷物となり果てるのでありました。


プレイヤーの行く手に立ち塞がる障害はとどまるところを知らず、このアウトブレイクには、体力ゲージとは別に、感染度ゲージが設定されていて、時間が進むにつれ、Tウイルスに浸食されてしまう仕様となっています。このラクーンシティにいる限り、何もしていなくてもアンブレラがまき散らしたTウイルスに自動的にやられていくわけですね。
体力ゲージがなくなってもゲームオーバー、ウイルスゲージが100%になってもゲームオーバー。
生き残るって大変だな…




とまあ、何もかもが全体的にマゾ向けのアウトブレイクですが、現在では当たり前になったオンラインプレイをいち早く取り入れた作品でもあります。というか、そもそもオンでの協力プレイを前提に作られているので、元々ソロプレイには不向きと思われ、逆にオンラインでは見違えたように楽しめるゲームになっているようです。
同行者が、アホすぎるCPUか的確に行動する人間か、という差は大きかった模様。

オンラインは未プレイですが、ひとつひとつの章はそう長いものではありませんので、慣れれば気楽に遊べるゲームかと思います。正規ナンバリングタイトルのバイオは、サバイブだけではなく、謎を解き明かすこともゲームの重要な目的となりますが、このアウトブレイクは純粋に『生還』だけを目指せば良いので、一般人の足掻きというのは面白い着眼点だったと思います。
だけどやっぱりしんどすぎた。

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WILD ARMS Advanced 3rd(PS2)
2009年04月06日 (月) | 編集 |
ワイルドアームズ  アドヴァンスドサードワイルドアームズ アドヴァンスドサード
PlayStation2(2002/03/14)
商品詳細を見る

社会人泣かせ
<RPG>
・全体評価  
・お気に入り度


タイトルが語る通り、WAシリーズの第三弾にして、初のPS2ソフト。
シリーズの特色でもあるウェスタンな雰囲気は前2作を上回っており、豊富な隠しボスや荒野を渡る音楽も健在。安心して遊べるWAシリーズの名に恥じぬ、安定した作りになっていると思います。


が。

やりごたえのある正統派RPGであるがゆえに、ゲームの電源を入れた直後、昨晩どこまで進めたのかなかなか思い出せずに立ち往生してしまうモウロク社会人には、どえらく厳しい一本。

WAといえば、グッズを使った謎解きで御馴染みですが、WA3では、この要素が前2作に比べ、大幅にパワーアップ。というかもう発狂レベル。
しかもさらにしんどいことに、今作はエンカウント率が少々高め。謎解きの最中でも普通にエンカウントが発生するので、試行錯誤中に戦闘に突入してしまい、戦闘明け、どこまで進めていたのか分からなくなる&方向感覚を失うの悲しいコンボを見舞われます。
ウロウロしていると再びエンカウントに捕まるという永遠リピート状態で、息切れ必至。

もうこのあたりは、集中力の欠落というか記憶力の減退というか、脳味噌の劣化ぶりを嘆くしかありません。


完全に泣きが入ったのは、ラスダンのナイトメアキャッスル。
しんどすぎる。
特に、暗闇の中を進むセクションと、消える床から落ちずに進むセクションの2つ。
前者をどうにかこうにかクリアした直後に、後者の仕掛けに出会った時は、もう待ち構えるボスが強かろうが何だろうが、無言で突撃決定です。
【一人きりの部屋で、苛立ちの余りコントローラーを床に叩きつける人】なんてのは都市伝説の中でのみ存在するのかなとそれまで思っていましたが、リアルでこの行動を取ってしまう始末でありました。
ギブアップしようかと本気で悩んだよ。


このアクション+パズルという二つの要素は、解ける人は簡単に解ける、解けない人は永遠に解けない、という両極端な面があるため、なかなか調整が難しいポイントだと、改めて痛感しました。


しかし、裏を返せば、それだけしっかりと作られているRPGであり、気が短くない人・ヒラメキ能力が備わっている人・心に余裕のある人には無条件でおすすめできる、お手本作品と言うこともできます。


環境部分はむしろ良心的な部類。
WA3をプレイしたのはごく最近のことなのですが、7年前にリリースされたソフトとは思えないほどのノンストレスぶりです。
セオリー通り、セーブは街など決められた場所でしかできませんが、1ギミルコインは腐るほど手に入るので、事実上、どこでもセーブ可能。
巷では大いなるマイナスポイントになっているらしいノンボイスも、むしろ自分のペースで進められるので全く気になりませんでした。


まあしかしこのWA3、途中で一度プレイを中断し、一年後に再開したはいいものの、ゲームシステムをすっかり忘れていたため、地獄を見ることになりました
まず次にどこに行っていいのか分からず、戦闘のコツも忘却の彼方だったため、フィールドの雑魚的に撲殺され続け、全く進まない有様。ジリ貧状態に陥っていることはなんとなく分かるのですが、宿屋の宿泊代も高額で、気軽には利用できないレベル。花園を見過ごしていたので、回復アイテムもない。
WA3は、中盤までが一番しんどいです。
ボスより雑魚の方が強いのも特徴。ボスは良心的とすら言えますが、雑魚敵は一撃で体力の半分持っていきますからね!



◆移動手段には事欠きません

あと、今回は乗り物もたくさん用意されていて「陸:馬」「海:砂上艇」「空:ロンバルディア」と、バラエティ豊か。
特筆すべきは、海や空でもエンカウントが発生するところではないでしょうか。
従って、砂上艇やロンバルディアでも戦闘を行うことができますが、どれも操作が単調で、もう少し味付けがあれば、より楽しめたように思えます。ゼノサーガをやってしまうと、どうしてもこの部分は物足りなくなってしまう。
特に砂上艇は、砲さえ最強にしてしまえば、ほぼ無敵状態。砂上艇といえば、最初行動の遅いクライヴが砲撃手になっていて、一向に攻撃が回ってこず、叩かれ放題になってしまったという痛い思い出が。

あと、「荒野を走る鉄道」というモチーフが世界観作りに一役買っていたと思うので、その鉄道を利用する機会があまりなかったのは、ちょっと勿体無い部分。



◆苛立ちを越えた者のみが手にすることができる『やりごたえ』

・従来の作品に比べ、ミーディアムの種類が少なくて残念。
・旅の目的が明確化する中盤まで、似たような遺跡ダンジョンばかりが続き、モチベーション維持が少々困難。そのおかげで、一年間放置してしまいました…
・常に視界を回転させて360度チェックを入れなければならず、ただでさえ方向感覚を見失いがちなのに、中盤までマップ表示なしで進むので、もう毎回迷子。
・アルカナ(魔法)をターンごとに付け替えることができるシステムは、便利な一方、めんどくさい。
・ジェットとクライヴでマテリアル使っても、悲しいほど効果がショボい。物理攻撃メインが個性だって分かっちゃいるけど、やっぱWAはマテリアル使いたいじゃん!
・ジャスティーンの石像の在り処、難しすぎ。
アリオッチ無理。
アビス無理。
・……と思ってたけど、意外とあっさりクリアできました。意外や意外、100Fまでオールエンカウントキャンセルで行けた\(≧ω≦)/



ごくごくオーソドックスなRPG作品なので、充分楽しませてもらいましたし、作品として綺麗にまとまっているのですが、評価が1&2に劣ってしまう理由は、前2作ほど突き抜けた部分がないという点に尽きます。
3は確かにパンチ不足な面があって、用意した素材はいいのに活かしきれていない印象があるのですが、その最もたる例が、キャラとしては凄まじく立っているのに、本編への重大な関わりを持たないジェイナスやマヤの存在だったように思えます。
このあたりの素材ががっちり組みあがっていたら、最高傑作になるはずだったのではないかと、その点は少々惜しく感じられます。



ネタバレ感想は、続きから。


[READ MORE...]
テニスの王子様 Love of Prince -Bitter-(PS2)
2009年04月06日 (月) | 編集 |
テニスの王子様 Love of Prince Bitterテニスの王子様 Love of Prince Bitter
PlayStation2(2004/02/12)
商品詳細を見る

新感覚の極み
<ミュージッククリップゲームらしいよ>
・全体評価  
・お気に入り度


このソフトのことをすっかり忘れていました。
公式アナウンスでのカテゴリは「ミュージッククリップゲーム」
一体何のことやらという感じですが、おそらくそれが最も適切な説明。

黙々とテニスをするキャラのBGMとして流れるキャラソン。
ある種シュールな光景が延々と続きますが、それこそがこのゲームの真骨頂。そして言い換えれば、それがすべて。
めくるめく異次元にプレイヤーを誘ってくれる空間転移ソフトです。

そんなわけでこのラブプリは、キャラソンをBGMにしながら、任意キャラが試合をしている姿を眺めるだけのソフト。本当にそれだけであり、プレイヤーができることは、キャラ選択時にプレイする簡単な神経衰弱のみ。
ゲーム内素材は言うまでもなく、Smash Hitシリーズからの流用です。
このシリーズは「キスプリ」または「ラブプリ」と呼ぶらしいのですが、この企画考えた人、天才。


おそらくも何も、このソフトの存在価値は、このゲームオリジナルのキャラソンのみなのですが、総勢20名の歌が収録されているので、案外お得です。
テニプリといえば多くのキャラソンがCDでもリリースされていますが、それらに比べると、さすがに曲のクオリティは格段に劣ります。特にオケのチープさは脱力レベル。また、声優さんの歌唱力が、CD以上にはっきり出ているのも特徴といっちゃ特徴かもしれません。
まあこのへんは、制作費を考えれば致し方のないところ。


ミュージックビデオシリーズ第二段のこのソフトは「テニプリキャラからのバレンタインプレゼント」というコンセプトで「Sweet」「Bitter」の2枚が同時リリース。主人公チーム青学(+あの方)以外の登場キャラがそれぞれ異なっているようです。
バレンタインキャンペーンの一貫で、キャラレターがもらえたりもらえなかったり。


上記の通り、ゲームではないので、テニプリに興味のない人にとっては完全に無価値な一本





機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II PLUS(PS2)
2009年03月08日 (日) | 編集 |
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II PLUS機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II PLUS
PlayStation2(2006/12/07)
商品詳細を見る

キラヤマト最強伝説
<3Dアクションシューティング>
・全体評価  
・お気に入り度


平成ガンダムSEEDシリーズの集大成だけあり、DESTINYに限らず、シリーズに登場したほぼ全ての機体・パイロットが使用可能という豪勢ぶり。機体とパイロットの組み合わせは原作通りでなくともOKなので、一部では有名な、デストロイに搭乗するラクス・クラインという鬼畜すぎるコンビで、文字通り宇宙を支配することができます。




このソフトの主なモードは2つ。


◆まずはじめは、アーケードモード。

複数シナリオから一本を選び、襲いくる敵を殲滅していくモード。
同じシナリオでも、ザフト・連合・オーブと3勢力に別れ、選んだ陣容によって、敵と味方が変化します。よって、元のシナリオ数の3倍のルートをプレイすることができ、さらにはEXステージやスペシャルステージも登場、その圧倒的なボリュームは申し分なしといったところ。


初回プレイは、スターゲイザーのお気に入りキャラ・スウェンのストライクノワールでチャレンジしました。
……シューティングが大の苦手であるにも関わらず、とりあえず何とかなるかな……と楽観的な展望を抱いてこのソフトを買ってみたのですが、その見通しは甘かったようです。2Dでも苦労していたのに、それが3Dになってしまっては、もう手も足も出ず。常にいっぱいいっぱいです。
それでもノワールの性能で何とかゴリ押しでクリアしていき、DESTINYシナリオの最終ステージまでこぎつけましたが、そのレクイエムにて事件は起こりました。

自機めがけて襲い来るのは、アカツキとインフィニットジャスティス。作中、最強ランクに位置する2機が容赦のない同時攻撃を仕掛けてくるのですから、たまったものじゃありません。
原作通り、アスランが「目を醒ませ!」やら、説得するふりして問答無用でこちらをタコ殴りにしてくるので、レクイエム防衛戦でのシンの気持ちが痛いほど理解できました。

そうこうしているうちに、キラのストライクフリーダムまで飛んでくる始末。

ここは地獄か……?
ストフリ・インジャス・アカツキ3機同時に相手にするとかもう。

とりあえずアカツキを撃破し、その後死に物狂いでインジャスを落とし……だが、振り返ればそこには、まだ無傷のストフリが。もうこっちは墜ちる寸前だよ!2人がかりで汚いよ!
……本当にシンの気持ちがよく分かるソフトです。



そうこうしているうちに、さんざん苦しめられた自由と正義が使えるようになっていたので、どんなもんかと早速ストライクフリーダムに乗り換え

うはwww 快適すぎるwww
キラ気分満喫www 
やめてよねwww
デスティニー&レジェンドの現役赤服コンビぜんぜん怖くないwww
「僕は…僕は…! 殺したくなんかないのにぃぃーーっ!!」  ドラグーン乱射www
当たれェェェー!www

……しかし、これが落とし穴でした。
ストフリが強すぎたため、一度乗ってしまったら最後、以後、ストフリ以外の機体では先に進めなくなってしまうという、悲しい出来事が発生。
下手でも頑張って中コストの機体で頑張っておけばよかった。
やっぱりストフリは悪魔のガンダムです。





◆続いてP.L.U.S.モード

もうひとつのメインモードがこちら。DESTINY本編の戦いを再現していくシン主役のシナリオであり、俗に言うストーリーモードでもあります。
レベルや好感度の概念があり、育てゲーに近い側面も持っているのですが、何しろ最初はデスティニーどころかインパルスにも乗れないので、大苦戦。卑怯レベルの強さを誇るストフリに慣れきっていたため、序盤の使用機体がジンだったりザクだったりした時は、白目剥きました。



・ローエングリン攻略戦
ここでちょっと詰まり、攻略の糸口が全く見つからないこともあって、相変わらず上から目線でしか話せないアスラン隊長を頼りにすることに。
それまでは敵機を倒しつつ、ローエングリン砲台に向かってちまちま遠距離射撃していましたが、とにかく逃げ回って隙を見て砲台攻撃、敵機はアスランのセイバーに丸投げという作戦を決行。
ザフトの英雄、アスラン・ザラなら、あんな雑魚ども、きっと片手で捻ってくれるはず!

そんなシンの目の前では、開始早々、撃墜されて砕け散るセイバーの姿が。
アスラン……。

隊長が全く頼りにならないことを知り、結局雑魚をガン無視して一人黙々と砲台を蜂の巣にするシンがそこにいました。



・ラクス・クラインLIVE!
まあアレです、ミーアザクを狙う核ミサイルを撃ち落していく、西川ハイネとの協力ミッション。
ピンクのザクに乗って歌い狂う緊張感ゼロのミーアはともかくも、核を撃ち損じると装填が間に合わなくなる危険があり、意外と緊張感と集中力を強いられるステージじゃないかなと思います。
核ミッション苦手なのですが、とにかくやってみなくては始まらないので、ブラストインパルスでスタート。
四方八方から飛んでくる核を、狙いをつけながら撃ち落としていたその最中、悲劇は起こりました。

目の前にいたミーアザクに、インパルスが放ったケルベロスが見事命中
ザク大破。
ミッション失敗。

まさかこの距離で当たるとは思わなかったので(そして一瞬でミッションが終了するとは夢にも思ってなかったので)笑いのツボに入ってしまいました。
よけろよミーア!そんでもって頼むから仕事しろよハイネ!




そんなこんなで、愉快なザフト軍兵士諸君と楽しく友好度やレベル上げに勤しみ、全員が友好度MAXのキラキラ状態になったところで、「黄昏色の戦士」のまたも核ミッションにぶち当たり、もうどうにもこうにも先に進めなくなってしまい、超序盤にも関わらず、ここでリタイア。
敵機を迎撃して、なおかつ核を撃ち落すとか、心底無理です。白旗。
原典通り、この先に登場するキラはその鬼っぷりを余すところなく見せつけてくれるらしいのですが、残念ながら自分には、キラ様の背中すら見えませんでした。

そんなわけで、最初の方で早くも音を上げてしまったので、レイ・ルナマリア・アスラン・イザーク・ディアッカ・ハイネのザフトお笑い軍団しか仲間にできませんでしたが、そんな中でも、僚機として出した時に比較的よく働いてくれたのは、レイとイザークの2人。あとの人たちは全く頼りになりませんでした。そんなところも原作通りだなあ。
とりあえずアスランも友好度最大にしたのですが、どんなにキラキラにしようと、どうせこのあと裏切るんだよな……と思うと、シンがガン切れた気持ちが、やっぱりとてもよく分かります。




良作間違いなしの一本だと思いますが、やはり自分にとっては敷居が高すぎでした。

操作からして難解で、全てのボタンを余すところなく使うことになりますし、このゲームでは同時押しや長押しの使い分けも当たり前、格闘コンボの習得も必須、機体によっては特殊操作を必要とするものもあり、とにかく情報処理能力の速さが要求されます。
また、敵の遠距離攻撃・近接格闘に備え、常に全方向に注意を払わなければならないので、一瞬たりとも気が抜けません。

敵にロックオンされたことが分かるシステムになってはいるものの、逆に3方向からロックオンされていると知った時の焦りは、筆舌にし難いものが。もちろん、逃げ回ってばかりではタイムアップを迎えてしまうので、敵の攻撃を避けつつ、こちらからも効果的に攻撃していかなければなりません。
また、基本的に敵の数の方が多いので、自分vs敵勢力になりますし、極悪なことに、敵の方が味方より立ち回りが優秀。さらには、機体によって戦い方を変える必要性があり、ある一定のレベルを超えた先は、ゴリ押しが通用しない世界が広がっているのです。


努力も必要かと思いますが、3Dシューティングは感覚が物を言い、努力だけではどうにもならない世界なのだと再確認。
それでも、SEED世界の(主にDESTINYの方ですが)雰囲気を味わうには充分すぎるほど充実した作品だと思いますし、主題歌ignitedをはじめとしたお馴染みの音楽や、ボイス集も完備され、コレクター要素も抜群。
かなり奥深く、無限に楽しめる作品だと思うので、3Dシューティングが得意な方ならば、間違いなく遊び倒せるのではないかと。というか、単に自分が極端に下手糞なだけという気がしてなりませんが……




しかしそんな自分の腕でも、ストフリさえあれば、アーケードモードの全ルート解放&FINAL PLUS EDを見れたくらいなので、もうキラ様様です。

そもそも、この連ザ2は、キラ・ヤマトの恐ろしさを骨の髄まで味わわせてくれるゲームでもありました……


ベルリン市街では、デストロイ相手というだけでもキツイのに、飛んできました、キラ様が。
頼むから帰ってくれ!


このゲームをプレイすることで、キラ+ストライクフリーダムの凶悪さを身をもって思い知ることができたと思います。普通にミーティア装備してるし。
もう本気でトラウマレベル。シンはよくがんばったと思うよ。アスランも同時に相手にしてたもんね。シンはやっぱりすごいよ。文句なしにDESTINYの主役だよ!
……で、映画化の話はどこ行った?





ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき](PS2)
2009年02月21日 (土) | 編集 |
ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]
PlayStation2(2006/07/06)
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混迷のスペースオペラ
<RPG>
・全体評価  
・お気に入り度


ゼノサーガシリーズの完結編。
グラフィックの華麗さは、間違いなくPS2最高峰であると断言できます。
ダンジョンを構成するCGのあまりの美しさには、何度もため息が漏れました。南国の隠れリゾート(ペディア島)や、街から見下ろす夜景(フィフス・エルサレム)などは、あまりに感動的で、環境ソフトとしてもその価値は高いと思うのですが、とにかくRPGのキモでもある「箱庭世界の表現」という点では、世界観そして美術面あわせて、ゼノサーガは屈指の出来だと思っています。
環境部分も大幅に改善され、ロード&セーブは驚きの早さ。また、ゼノサーガといえば、作中に挿入される大量のムービーが売りでもありますが、この3は、クリア後にライブラリが開かれ、一度見たムービーを何度でも鑑賞することが可能となりました。難解な物語を紐解くデータベースの存在も、プレイ後の広がりを持てて、何ともゼノサーガらしいところ。


一点残念なのは、キャラ戦闘のシステムがあまりに単純化してしまったことでしょうか。
戦闘は、3作品それぞれ異なったシステムになっていますが、ep3特有の要素「ブレイクシステム」。これがなんというか。殴られ続けるとフラフラになっちゃうよということなんだと受け止めました。しかし、「ブレイクケア」でちまちまブレイクゲージを削っても、ボスの攻撃一発でブレイクするじゃないかコラァァ!
……単にこういう駆け引きが向いてないだけなんだと思いますが、特にボス戦は、高く設定されているボスのHPを、延々同じ作業でちまちま削っていくだけなので、作業感を拭えない部分もありました。
誰とは言わないけれど
ラリってる某ディ★トリさんとか


しかし!そんな不満を覆して余りあるのが、ロボット戦闘の素晴らしさ!
これはすごいです。シリーズ中、ぶっちぎりで最高のクオリティを誇っています。
SEやエフェクトもばっちりで、臨場感はもちろん、火気で敵を一掃した時の爽快感は抜群!
共闘や急襲も、燃え要素ばっちりで、ロボ戦は何度やっても飽きない面白さでした。
E.S.がまたカッコイイんだよなあ……。一番好きなE.S.はアシェルでした。というか、アシェルのおかげで何度生き延びたことか。アシェル様様です。あと、シメオンとレビがお気に入り。個人的に敵方E.S.は外観がちょっと愉快なことになってると思うのですが(笑)、シメオンは普通にかっこいい。あの純白のカラーが目立っていて好き。そしてレビは、パイロットであるマーグリスの特色がこれでもかというくらい反映されていて、剣一本の硬派仕様がじわじわ来ます。ケビンのユダともがっつり戦闘してみたかった!
アニマ覚醒時、陽炎みたいなのがユラユラ揺れてるのが痺れるくらいツボでした。ロボ戦闘については文句のつけどころがありません。完璧。
データベースや攻略本を読むと、E.S.にも細かい設定があるようですが、作中で活かしきれてないのが少々残念なところでしょうか。


システムまわりの感想はこんなところなのですが、さて、このep3といえば、なんといっても、ゼノサーガシリーズの終章であるという点が大いなる意味を持ってきます。
複雑な要素が絡み合うこのゼノサーガシリーズのスケールの大きさは、王家の紋章にだって負けないぜ!数々の謎を解き明かし、果たして皆は大団円を迎えることができるのか!?
この点について、とにかく惜しいと言う他ありません。


世間的な評価に違わず、やはり中盤以降のボス戦ラッシュは、ラストに向かって物語の謎を紐解いていくというよりは、次は誰を片付けるんだろーという方向に興味の全てが向いてしまっていたような。むしろ仕様の勢い。
決して投げ出さずに、全ての因縁を残らず作中で消化してみせたその姿勢は、とても評価していますが、なんというかなあ。怒涛の展開すぎたんだなあ、中盤以降。
演出の一つ一つは、充実していて大変良かったと思うのですが、何しろ連続しているので、息つく暇もないというか。物語ありきでゲームが進むのではなく、流れがボス戦消化先行で進んでしまっているような感覚を受けてしまいました。しかも、中盤までは割りと時間をかけて物語が進行しているだけに、余計に後半の駆け足ぶりが目についてしまうというか。(なので、個人的には、バージルの決着は描写が丁寧でかつ、物語と絡めて語られていたので、かなり良かったです。あとさすがに物語の核心だけあって、赤い外套者のところも)

なんというか、やっぱり惜しいんですよ!
繰り返すようですが、一つ一つのエピソードはかなり感動的に作られていると思います。
ジンと、ペレグリー、そしてマーグリスの決着とか。ユーリエフ博士を絡めた、U.R.T.V.の終着とか。ジギーとヴォイジャーの対戦とか。何度ムービーを見返したか分からないくらい、密度の濃い内容だったと思うのですが、いかんせん、それぞれがインパクトの強いエピソードであるのと同時に、クローズアップされているのは別個の因縁なので、全体を通して体感した時、切れ切れの印象になってしまいがち…かな?
たとえば、マーグリスvsジンにしろ、ジンマグの宿縁が強すぎて、他のパーティーキャラの存在が空気になってしまっていたので、一つ一つのシーンで見た場合、かなり満足のいく素晴らしい出来なのに、どうしてだろう。不思議で仕方がない。




そんな後半からの、怒涛のラストバトル感想。ALLネタバレ。



◆ペレグリーとマーグリス
二人ともジン絡みですが、なんという大人の関係。(いや、性的な意味じゃなくて)(性的な意味でもあるけど)
こればっかりは、ペレグリー→マーグリスという個別の流れが最高でした。マーグリスがペレグリーを見殺し…とまでは行かないけれど、敢えて共闘しない(=助けにいかない)というところも、この3人の関係を象徴しているようで。
あとマーグリス戦は純粋に燃えました!初回プレイでは、ジンのルベンが速攻やられたので、リセットしてやり直し。しかも何ともマーグリスらしい最期で…。普通だったらトラウマになりそうなもんですが、その結果を受け止めつつ、さらに越えていくだけの精神的な強さを持っているジンの姿が良い感じでした。ジンまわりには、とにかく大人の風が吹き荒れていたと思う。



◆ヘルマンとリヒャルト
この二人の決着まで用意してくれるなんて、なんという律儀さ。
結局いまいち何だったのかよく分からない二人ではありますが(笑)、ラストバトルがないとそれはそれで「あの二人、どうなったのかな?」と気になっていたと思うので、あってよかった!



◆ヴォイジャー
ジギーに対する粘着っぷりが素で怖いです。
ゼノサの登場人物は、負けず劣らずの波乱万丈人生を歩んでいますが、ジギーが一番キツい気がする……。
PP未プレイなので詳細は分からないのですが、ヴォイジャーの顔色がすでに人間じゃないところも怖いです。他のテスタメントはみんな普通なのに。
しかしまあ、データベースを読むに、なにでそこまでしてジギーに嫌がらせしたいんだ?と思わずにいられません。彼の人生は、というか死後もですけど、ジギーが中心で、ジギー以外の人はどうでもいいんですよね、よく分かりました。
カナンとかあまりにも突然すぎて吹いたんですけど、この点は、DSのゼノサを見習うべきだったと思います!(笑)

完全に明暗別れたテスタメントの結末ですが、ヴォイジャーが一番のバッドエンドを引き当てたのは間違いなし。
フェブロニアに抱かれHappy全開のバージルに比べ、狙い続けていた獲物を目の前にしながら、眼中にない男とふたりぽっちの旅に放逐されるなんて、お気の毒!



◆シトリン
ボス戦闘での一連の台詞で、最も印象に残ってるのはシトリン。
シトリンが一番等身大の生き方を見せてくれた気がします。インスティテュート時代、ニグレドは別として、ルベドとアルベドがどのくらいシトリンと交流を持っていたかという点がいまいち分からないので、交錯する台詞に宿る歴史が見出せなかったのですが、反面、「教えてよ、ルベド」という彼女の自問自答に等しい言葉は、最後まで胸に響きました。
「666の刻印」を使うシトリンですが、彼女との戦闘では苦戦した記憶がなく、むしろep3最大の強敵はディミトリでした。さすが偉大なる父……。
デュランダル制圧シーンでは、カナンの弱さに顎が外れました。シトリンが強かった…のかな…?そういうことにしておきたい今日この頃。いやでも、カナンやっぱ弱(ry



◆U.R.T.V.
このシーンといったらやはりアルベド。
消滅することを望んでいたアルベドは、ep2でその安らぎを得たはず。にも関わらず、テスタメントとしての復活を果たしたその理由は、ルベドとの同化を願ったからですよね。あと、ルベドをガイナン(というか、ガイナンの体を乗っ取ったディミトリ)から守る意味も含みつつ。
だけど、最終的にアルベドという人は、仲間―ニグレドを助けるために行動してしまう。これはかなりすごい出来事だと思うんですよ!このあたりは、かなり泣かされました。
孤独の海で溺れ続けて歪曲してしまったあのアルベドが、自分以外の誰かのために行動するなんて。アルベドの場合、それも自らの欲求に乗っ取っての行動だと言い切りそうで、そんなところも彼らしいと思うのですが。

そして、そんなアルベドを救うべく、今度はニグレドが身を呈する。このあたりも、手放しで美談と称するよりは、ニグレドの心に積み重なった孤独が見え隠れしていて、物凄く深いシーンだと思いました。しかもそんなニグレドが、直接的な死ではなく、彼らの運命の歯車を常に狂わせ続けてきた憎き父親と2人きりの寒々しい場所に旅立っていくのが、これまたなんとも皮肉な結末。このシーンだけで見ると綺麗にまとまっているのですが、ニグレドのその先にある恒常的な孤独を思うと、いてもたってもいられません。

あんなに大勢いたU.R.T.V.も、最終的にはルベド・アルベドだけになり、彼らは世界にたった二人きりの兄弟となってしまったんですね。己の中に身を委ねたアルベドに語りかけるルベドの声は思いの他静かで、決意すら感じました。なので、いつかアルベドと共に、ニグレドを迎えにいってくれる決心を抱いているのだと、信じています。



◆T-elos
これまた個人的に、一番惜しいと思ったのは、T-elosの使い方でした。
それまで最強を誇っていたKOS-MOSの姉妹型でありながら、KOS-MOSをも凌ぐ戦闘力を持ち、さらに残忍で高慢な性格付けであるため、そのインパクトは絶大なものだったこともあり、予定調和のようにあっさり倒され、舞台から消えていくのはあまりにも惜しく……。
T-elosを倒したことで(吸収したことで)、KOS-MOSには変化が訪れたので、KOS-MOS側の観点で見れば、納得のいくところなのですが、結局、T-elos側には何の変化もなく終わりました。
作中における彼女の役割は、KOS-MOSを覚醒させるためだけの符号にしか過ぎなかったので、せっかくKOS-MOSと対になるキャラを生み出したのに、ただ消費されるだけの存在では、勿体無かったと心底思うのです。

無機質なKOS-MOSに比べ、T-elosは人間味のある性格をしており、当初より、KOS-MOSに対する敵意…というよりは、自分の優位性を誇示するような態度を取り続けます。まるで、自分は選ばれた者であると言いたげに。実質、T-elosは、「失敗作」とみなされたKOS-MOSに代わる存在として開発されたわけですが、そういった結果が出ているにも関わらず、執拗にKOS-MOSを攻撃するT-eloからは終始、KOS-MOSに対する劣等感のようなものを感じました。なので、KOS-MOSに対する高圧的な態度は、その裏返しであるようにも。KOS-MOSを排除しにかかることで、己の存在価値、そして意義を確かめているような。
結局のところ、ケビンたちに必要とされていたのはKOS-MOSの方で、T-elosはそのためのスケープゴートでしかなかったので、T-elosのその拭えない劣等感は、もっともなものだったと思うんですよね。彼女のまわりには、なんとなくそういう空気があったのではないかと思います。特に赤い外套の人は、嘘をつき通せないので(笑)。

そういった彼女の心情も、最後のシーンで少し反映させてくれればよかったのに!と思わずにはいられません。
美少女姉妹アンドロイドという括りで、自分はイクサーシリーズが大好きだったので、T-elosの登場には心躍り、その活躍を期待していたのですが、ただ倒されて機能停止…だったので。
前述の通り、T-elosの存在を吸収することで、KOS-MOSはマリアへと覚醒し、物語の核心へと近づいていくため、作品全体で見れば無駄な存在ではないのだろうけれど、T-elosも個としての役割を与えられた以上、T-elos側からも、何らかの心情の変化が欲しかったところです。

同じく何の解決もなく、一方的に消滅していくだけだったシトリンに関しては、U.R.T.V.の宿命、その儚さみたいなものを感じて、こちらは良かったです。いや、彼女の場合、ルベドに決意を促すきっかけにもなったのかな?何にせよ、後に続くU.R.T.V.決着戦に繋がっていくだけの意味があったように思えました。



◆主人公シオン
まさか終盤近くで、主人公を敵にした戦闘が勃発するとは思いもよりませんでした(笑)。
中盤からのそのふてぶてしい彼女の態度はほんと憎たらしく、上手いなあと唸ったものですが、まあ、彼女の過酷な人生を思えば、理解もできます。(登場人物みんな過酷すぎる運命を歩んでいますが)(やっぱり一番ジギーがキツイ気がする…)
シオンの行動が鼻につくのは、やっぱり男によって意見を左右している部分が大きいからじゃ?(笑)

・ケビンに甘い言葉をかけられ、自分を理解してくれるのはやっぱりケビン先輩だけ!→ケビン側へ。
・必死に自分を守ろうとするアレンの姿に胸を打たれ、いつもそばにいて、私を支えてくれたのはこの人だった!→→パーティーに戻る。
みたいな。
シオンを引き戻したのがKOS-MOSだけだったら、こんな不評買わなかったと思ってやみません…(笑)

というか、シオンが豹変してからも、仲間たちはみんな、ほとんどそれをスルーしちゃうんですよね。ここは誰か一人でも気づいてあげるべきだったんじゃないかな。シオンは若いのに優秀で、時にその態度が鼻につくこともあり、また作中的には「いい人のように装いたい、弱い自分」という方向で描写されていたけれど、それが偽善であったにしろ、結果的には、これまでみんな、そんな彼女の言動に救われてきた部分も多分にあったはず。
主人公がここまで暴走するのはめずらしいことと思いますが、シオンの身勝手さって、割と誰にでも持っている部分だと思うので、後半のあからさまに感じが悪いシオンに対し、仲間たちの誰かが彼女の心の闇に気付いてあげるべきだったと思う。あのへんは、彼女なりのSOSだったと思うので。世界を救う大義が最優先されるのも分かりますが、身近にいる人の心痛に、一番先に気付いてあげるべき(>_<)



◆ED
神がかった演出が、とにかく最高すぎました。
3作に渡って展開された壮大なるドラマも、ついに完結を迎えましたが、最後にジンが、全部持っていっちゃった感すらあります。
生に向かって脱出していくシオンたちに比べ、ツァラトゥストラへ引き返していくジンは死に向かっているので、あのシーンが放つ、絶望に塗れた閉塞感といったらないですよ。力尽きて座り込んだジンが見上げた視界を飛び交うグノーシスの姿にしろ、あの演出は忘れられないインパクトを放っていました。

ただこれも一個惜しかったのは、上記シオンと今生の別れを済ませるシーンに関して、これまで兄妹の重大な関わりがあまり見られなかったので(ジンは、シオンに対しては常に見守るスタンスであり、能動的な働きかけがなかったので。…過去の出来事がジンに負い目を持たせていることは分かっているつもりではありますが)たとえば、暴走シオンをジンが殴ってでもとめてれば、さらにインパクトあったのにとちょっと思ったりもしました。

逆に、アレンの場合は、「いい人なんだけど、ヘタレ」という性格をep1から如何なく発揮していたので、そんなアレンが世界の運命を変えたところは、全体通して、かなり胸のすく思いでもありました。
まあ確かにアレンは非戦闘員で状況を打破する力に欠け、そういった意味では、少なくとも常に努力しながら能動的な行動を取り続けてきたケビンの選択をあながち否定できない部分もあり……しかしながら、そういう運命の皮肉を結果論で語るゼノサーガの世界観はとても好きです。
なんというかケビンはあれだなあ……頭が良すぎて不幸になる人の典型って感じだなあ。そして本人が、自分が不幸だったなんて微塵も思ってなさそうなところも。




永遠に感想書ける勢いですが、すでに長いのでこのへんで打ち切ります。
が、最後にひとつだけ!

全 て の 元 凶 は お ま え か ケ イ オ ス 

もうおもしろすぎて、抱腹絶倒の勢いでした。
ep1から活躍しまくりの我らが伏線男・ケイオス。まさかこんな大物が、身近にいたなんて!
ていうか、ep2のラストで「もう迷わない」と決意していたのに、ep3の最後の最後になってようやく腰を上げる重役ぶりが大好きです。
ケイオスとヴィルヘルムを見ていると、アレンとケビンの姿が重なってしまうなあ。上位バージョンという感じで。感情論と物理論の違いというか。あ、いや、ケビンの目的って「永遠にシオンとラブラブしたいよー」だったっけ……。ケビン……。



とまあ色々ありましたが、ラストは「決着したー!」という感じで、久々に楽しませてもらえた大作RPGゼノサーガでした!
というか、熱烈に続編希望。




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