FC2ブログ
取扱ゲームは、オールネタバレです
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


戦国無双(PS2)
2008年06月20日 (金) | 編集 |
戦国無双戦国無双
PlayStation2(2004/02/11)
商品詳細を見る

無双シリーズの異端児。
<アクション>
・全体評価  
・お気に入り度


真三國無双シリーズのヒットを受けて、戦国時代の無双verが満を持して登場。
単独で何百人もの敵をなぎ倒していく一騎当千のコンセプトはそのままに、舞台は日本の戦国時代へと突入、シリーズ通しての看板キャラは真田幸村ですが、今作は安土桃山時代がメインになっているため、同時に織田信長も主役格となります。
それまでの三國シリーズにはなかった、城内戦やミッション・第三勢力・ルートやEDの二本立て等々、新たな要素が盛りだくさんの新生無双。

今作は、ファン待望の戦国時代の無双ということで、発売前から多大なる期待を寄せられていましたが、リリース後の評価は混迷の一途を辿ることになります。

1.悪名高い成長システム
キャラが成長するにつれ、敵の強さも上がっていくという、永遠のイタチゴッコにキレるユーザー多数。RPGでは当たり前ですが、無双はアクションゲームであるため、敵が硬くなると、爽快感が失われてしまうという結果に繋がりかねません。この問題は後に発売する恒例の追加ディスク猛将伝で解決するのですが、今作単体しか所有していないと、ストレスがたまります。

2.ミッションシステム
これまでの三國無双シリーズには存在しなかった「ミッション」という要素が新たに加味されました。やりがいがあって良いのですが、「伝令兵を打て」「騎馬隊を止めろ」などのミッションの発生場所が、マップの端と端である場合が多く、目の前の武将を倒したい気分であったとしても、ミッションを片付けなければならない義務が生じることになりました。(無視することもできますが、その場合、正EDが出ず、戦況も不利に傾きます) しかもこのミッションは息つく暇なく、次々に発生します。結果、それまでの無双のフリーダム感に欠ける展開となり、ユーザーからは「お使い」と揶揄されることに。

3.ウザい敵
舞台が戦国時代に移ったことで、日本特有の文化を反映した敵キャラが登場します。
力士を模した突っ張り攻撃の突忍、虚無僧のような外見で旋回しながら攻撃してくる旋忍、素早さが売りの飛忍、その名の通り爆弾を投げてくる爆忍などのキャラです。それぞれの存在は面白いのですが、使い所が微妙でした。城内戦の最中、新しい部屋に足を踏み入れた途端、天井から飛忍が振ってきて……気持ちよく雑魚を斬っていたら、突忍に吹き飛ばされて、戻ったらまた別の凸忍に吹き飛ばされてドスコイ祭り……とまあ、爽快感を削ぐような使い方になっているので、成長システムと共に、ユーザーにストレスを感じさせる要因となっています。

4.ドン暗
舞台が日本になったからなのか、とにかく沈んだ色彩でマップが構成されています。今作から城の中へ侵入できるようになりましたが、城内もほとんど要塞と化しています
ストーリーも全体的に暗く、笑い要素ゼロ。重苦しい雰囲気が漂います。


以上のことから、リリース直後の評判は芳しいものとは言えませんでしたが、上記要素は、今作特有の魅力であると言い換えることもできます。

この戦国無双は、個人的には無双シリーズきっての硬派作であるように思えます。
今作には、名だたる戦国武将が登場しますが、特に織田勢には奇人変人が多く、織田信長・明智光秀・森蘭丸は男同士の三角関係にあり、思わず目ん玉が飛び出してしまうくらいのガチホモぶりを披露しますし、信長の妻・濃姫は、夫信長の命を付けねらう快楽主義者の変人ですし、とにかくみんな脳が溶けてます。唯一のオリジナルキャラ「くのいち」は、戦国時代だっつってんのに「にゃは♪」とシリアスなシーンで電波を飛ばしまくり、日本のヒーロー独眼流伊達政宗は、木刀を振り回して戦場に乱入する幼児です。
ただ、これらの奇行すら、今作の問答無用の硬派っぷりに押され、なんか突っ込めない雰囲気なのです。ガチホモも変態も電波も、全部クソ真面目に表現されているので、「ああ、そういうものなのかな…」と力技で説得されてしまう、まさにそんな感じです。

その雰囲気は、派手さと荒唐無稽さが売りの無双としてはイレギュラーの部類に位置しますが、今作の不興を受け、後に発売された戦国無双2は、雰囲気を一新し、明るくきらびやかな世界観にリニューアルされました。その2と比較して初めて、深い閉塞感に包まれた1の長所が生きてくると思います。今作が再評価されたのも、2が発売されてからだと思いますし、そういった意味でも、硬派を貫く1は、得がたい作品であり、万人受けする作品のリリースが大前提となった昨今では、もう発売されることがないであろう貴重な雰囲気を持った一本であったと思います。
幸村EDの硬派っぷりは戦国シリーズのすべてのEDの中でも、個人的にはベスト。あのEDを越えるものは、おそらくこの先も出ないと思う。電波キャラくのいちのEDでさえ、カタルシスを感じさせる作りで、この作品独自の世界観はとても気に入っています。
ミッションシステムも、改良されてその後の無双シリーズに組み込まれていくことを考えると、新たな無双シリーズのベースを作った一本とも言えると思います。

余談ですが、当時の職場の男性職員にこのソフトと真三國無双4を両方貸し出しまくったのですが、全員この戦国無双の方が気に入ったと言っていました。あのホモっぷりはあまり気にならなかった模様です。
スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。