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真・三國無双5 Special(PS2)
2008年12月04日 (木) | 編集 |
真・三國無双5 Special真・三國無双5 Special
PlayStation2(2008/10/02)
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無双シリーズの反省会
<アクション>
・全体評価  
・お気に入り度

ほぼ一年前にリリースされたPS3ソフトのPS2逆移植版。
内容はPS3と同じですが、逆移植にあたり、「6武将の無双モード追加」「同武将のモーションが固有のものに変更」「新ステージ・BGM追加」と、新たな進化を見せてくれました。
ただし、退化した部分の方が圧倒的に大きく、ゲームとしてはアレな感じです。
DVD2枚組と聞くと、なにやらすごい内容を期待してしまいますが、PS3用に作られたゲームをPS2に無理矢理移植してるだけなので、大方の予想を裏切らない駄目さ加減が弾ける無双5の資金回収ソフト。
グラフィックが劣化するのは当然のこととして、とにかく憎いほどの処理落ち・ステルス・フリーズのトリプルコンボを見舞ってくれます。


こう、「超ステルスゲー」「処理落ちヒデー」とか嬉々として連呼していると、中二病の典型のようですが、だってほんとにひどいんだもんwww
ちょうどいいので、我が「赤壁の戦い」を振り返ってみたいと思います。
ゲーム性については、PS3版の欄参照。



◆これ、ホントに売り物? 嘆きの「赤壁の戦い」 魏軍張郃プレイ


1.空気も凍る。仕様かと思わせる処理落ち

諸葛亮のいる祭壇に近づくと、当然、敵味方入り乱れての乱戦となっていますが、いきなりのハイパースロー化。俊敏さが売りの張郃が、まるで亀です。これは美しくない!

ようやく諸葛亮にたどり着いたと思ったら、
消エター!

さすが諸葛亮。ついに妖術まで使うようになったとは。そう思いながら一歩進むと、
また現レター!

よくよく観察していれば、孔明だけでなく、敵も味方も揃いも揃って、透明化の能力を所有している模様。
「黄巾の乱」では、張角に対し、味方武将が「おのれ、あやしげな術を…!」などと因縁をつけてますが、あやしいのはお前らもだろ。
もうね、今回はマップ切り替え必須。逐一拡大マップに切り替えて確認しなきゃ、敵将の位置が分からない。



2.無用心極まりない無人の拠点

奪い合いが基本の無双5の拠点システム。いつものように通りすがりに潰しておきます。
拠点の門を開き、さあ突撃!
誰もいねー!

そもそも拠点を落とすには、拠点内に駐留している一定数の敵兵を倒さなければならず、大体100人前後の撃破数が要されますが、何しろ敵がいない。仕方なく細々と敵を斬っていると、副将発見。副将を1人倒すと雑魚兵20人分としてカウントされるので、迷いなく攻撃を仕掛けるも、逃げやがる副将。さらに苛立ち倍増。
PS3版では鬱陶しいくらい敵が群がり、容易に陥落可能だった拠点システムが、こんなにもウザく感じられるとは。奇襲を受けている時や、戦功稼ぎをしている時は、正直言って、拠点などに構っている暇はありません。
「呉郡平定戦」の戦功目標に「10分以内に撃破数500以上を達成」というものがありますが、PS3版では楽勝極まりなかったこの条件が、この無双5SPでは難易度跳ね上がりすぎだぞこれ。



3.ギャグ的なテンポ完全破壊

黄蓋を放っておいたら、火計達成されてしまったようです。お馴染みのイベントムービーが挿入されます。もう何度も見たから飛ばそうか。早速スタートボタンを押しますが、延々黒い画面が……。
ロードなげー!
PS3はもちろん、過去の無双でさえも瞬時に切り替えられたイベントムービーの読み込みが、今作ではかなり遅くなっているので、もうテンポ台無し。



4.敵よりも遥かに巨大な障害
炎に包まれた大船団の中を進み…たいのですが、処理落ちが激しくて、なかなか前に進みません。
まったく、ちょっと密集するとすぐコレだ。
もう敵を斬る意欲すら湧かず、ハイパースローな戦場を、重たい空気を掻き分けてようよう進む張郃。その姿はまるで平泳ぎをしているかのごとし。水泳要素が削除された代わりに、陸を泳げということなのですか?



5.なんかもう逆に楽しくなってきた

そんな思いをして、ようやっと敵総大将孫権の元に辿り付きました。長い旅路もようやく終わりです。
孫権が強攻撃を繰り出したー!せっかくのハイパースローだから余裕で避けるぜ!
あっははは!最後の最後でフリーズだー!
どのキーを叩いても、もううんともすんとも言いません。
……結局ソフトリセットも利かず、電源を入れ直す羽目に。
うん、とりあえず時間を返してくれるかな?




まあそんなことは、買う前から誰しも覚悟していることだと思うので、もういいよ。いいんだよ。
この無双5SPの真価は、新しく追加された無双モードとムービーにあるのです。

追加された6本のシナリオは、起伏に富んだ人間模様を鮮やかに描き出してくれました。
どちらかと言うと、心理描写に主眼が置かれていた5オリジナルのシナリオに比べると、見た目的にも動きが増し、また感情の推移も分かりやすく描写されているので、「一人の武将のドラマチックな生き様」という部分に焦点を当てて見た時、この5sp追加分の無双モードは、5オリジナルを遥かに凌駕していると思います。
こればっかりは好き好きだと思いますが、太史慈・凌統・馬超の無双モードシナリオには、かなりのインパクトを覚えました。




そういうわけで、決して遊べない内容ではありませんが、ソフトの全体出来を考えると、2008年現在にコレはないわーという感じ。
とにかく、連武システムとステルス化の相性が悪すぎます。
敵をたくさん斬って連武ランクを上げていくというゲームなのに、肝心の敵がいないんじゃお話になりません。



確かにスペックの低いハードに逆移植するにあたり、グラフィックの劣化に限っては仕方のないことと理解もできますが、肝心のゲーム環境がここまで劣悪になるのは問題外。PS3版未購入の人にとっては、紛れもなくこの無双5SPが無双シリーズ最新作なわけですが、その人たちがどういう評価を出すかは、火を見るよりも明らかだと思うのですが……。
システムを一から作り上げるには多大な労力と資金が必要となってくるでしょうが、正規の値段を取っているからには、「PS3の逆移植版なので我慢して下さい」という言い訳が通用するはずもありません。そんなことは消費者には関係のない問題です。

また、追加要素のあるこの無双5SPを出してしまったことで、結果としてPS3版に足りなかったものが浮き彫りになり、双方ソフトの一長一短ぶりを、メーカーが自ら露呈してしまったようにも思えます。だってそりゃ、この無双5SPやったら、「どうしてこれを無双5の時にやらなかったの?」と誰しも思うでしょう。そりゃ間違いなく。
最近の光栄は、目先の利益に捉われ、安直な路線を選択するあまり、作品の評価を自ら貶めている気がしてなりません。
三国無双4や戦国無双2で完成度の高い作品を作り上げてきた実績があるのだから、できないのではなく、やらないだけなのだと、世間は見てしまいます。だからこそ、メーカーには、そろそろ本腰入れて姿勢を正して頂きたいと切に願っています。なんだかんだ言って、無双シリーズが好きなんですよね。



色々言ってますが、それでも今回追加された6人の無双モードは純粋に嬉しく思っています。ないよりあった方がいいですし。でもどうせ、PS3でも同じ内容の猛将伝出るだろうけど。
あ、五丈原などの夜ステージがPS3版より見やすくなっていて、そこは無条件に良かったです。



次回は、無双5それぞれの武将のED感想を書きたいと思っています。
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