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DEAR BOYS Fast Break !(PS2)
2009年01月08日 (木) | 編集 |
DEAR BOYS Fast Break !DEAR BOYS Fast Break !
PlayStation2(2003/09/18)
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超正統派原作付きゲーム
<スポーツ>
・全体評価  
・お気に入り度

月刊少年マガジン連載、長寿バスケットボール漫画のゲーム版。このゲームが発売された2003年は、DEAR BOYSという作品にとって節目の年でもありました。連載14年目にして初のアニメ化が決まっただけでなく、奇しくもこの年、原作では、ついに最後の舞台とも言えるインターハイ編に突入していくことになります。
アニメ化を筆頭とした、いわゆるメディアミックス展開の流れでこのPS2用ゲームがリリースされたのですが、DEAR BOYSのゲーム化自体は、SFCに続き、二作目となります。

当のアニメが全力でコケたこともあって、この一連のメディアミックス展開は、商業的にもクオリティ的にも残念ながら失敗に終わってしまったようですが、そんな中で唯一気を吐いたのが、このゲームではないでしょうか。
決して売り上げ的な意味での成功ではありませんが、このソフトは、とにかく原作を大事に作られている良ゲーです。


主なモードは、以下の3つ。
・主人公チームである瑞穂を使ってインターハイを戦い抜く「ストーリーモード」
・任意メンバーでチームを構成し、フリーゲームをプレイできる「ドリームモード」
・7校の中から1チームを選んで総当り戦を行う「コナミカップ」


ストーリーモードに関しては、当時の連載がインターハイ編に突入したばかりであったため、ゲーム内におけるインターハイ突入後のストーリーは、ほぼオリジナル展開となります。また同じ理由で、九工大福岡・秋田城北の2チームも未登場。その代わりに、決勝の天童寺戦の結果によって、EDが分岐します。
その他原作に登場したライバル校は勢ぞろいしていますが、唯一明和大日立のみ、特定のプレイヤーに限りボーナスキャラ扱いで使用可能という形態を取っており、チーム単位での出場は見送られました。当時の状況を思うと、この措置も仕方がないところ。


ゲームの詳しいレビューは省略しますが、肝心の試合部分はしっかり作られていて、きっちり攻めて守ることも可能、レバガチャで乗り切ることも可能という、コアユーザーにもライトユーザーにも対応した、かなり優秀な作りになっていると思います。CPU対戦よりも対人対戦の方が熱く、必殺技縛りで淡々としたバスケを楽しむのも一興。
キャラクターは原作譲りの必殺技や特性を持ち、小ネタや演出ももりだくさん。多数のキャラが登場し、とにかくしゃべりまくるので、飽きさせません。当時は新人でも、現在では出世して第一線で活躍している声優さんも多いようなので、このキャストが揃うことはおそらくもう二度とはないと思われ、そういった意味でも豪華と言えるのではないでしょうか。



ここまで褒めちぎっておいて、評価が★2つなのは、原作ファン以外はいまいちとっつきにくいのではないかという理由によります。
キャラクターの個性や関係性・名シーンの再現などは、原作を知らずとも充分楽しめるのではないかと思うのですが、外見が似ているキャラは、同一のユニフォームを着用するドリームモードでは見分けがつきづらく、一部チーム同士はユニフォームの色が似ているため、対戦時に混乱するリスクが生じます。

そして、ここが一番のポイントなのですが、同メーカーから発売され、似た形態の作品である「テニスの王子様」のスマヒシリーズに比べると、どうしてもワンランク劣ってしまうかなあという印象が。
上記の通り、原作付きの高校バスケゲームとしてはしっかりした出来なのですが、モードの全てが5対5の試合形式なので、その他の部分、いわゆる「遊び部分」がこのゲームにはほぼなく、結果として単調さを感じてしまう傾向に。そのため、登場キャラクターやチームは数多けれど、ボリューム不足に映るという、不思議な現象が発生してしまっています。
スマヒシリーズの場合、その問題を補うために、ボーリング対決だったり、友好度上げだったり、一対一の勝ち抜け戦だったりと、様々な息抜きモードが搭載されていましたが、DEARはとにかくやることと言ったら試合一辺倒なので、せっかく内容がしっかりしているのにも関わらず、一通りクリアした後は、ファンディスク的価値に留まってしまちがいであるため、少々勿体無く思える部分ではあります。

もちろん、予算が違うということは素人目にもはっきりしていますし、これだけ大勢の声優さんを起用するだけでも、かなりの人件費を持ってかれてると思いますので、限られた条件の中で、本当に良く頑張ってくれたと感謝しています。
むしろアニメの方がオマケで、このゲームが主役と称しても、決して大袈裟ではありません。

ついでに書いてしまうと、あのアニメの出来が悪かったのは、技術的な問題だけではなく、やっつけ感がアリアリと出ていたからなのですが、対照的にこのゲームには、スタッフの「いいものを作ろう」という気概が感じられ、その志は実際に作品に現れていると思うんです。
そのため、原作ファンにとっては大満足な一本になりました。決して大作ではないけれど、丁寧に作られた、良ゲーの見本のような作品です。



最後に、早期購入特典で「ビジュアルブック」が付属されていましたので、その内容を記しておきたいと思います。
こちらはA5大の小冊子で、瑞穂スターター6人に加え、各ライバル校のエースが1Pを使って紹介されており、嘉手納西の見城哲太のパーソナルプロフィールはここで初公開だったように記憶しています。他、原作者の短いインタビューなどが記載されています。
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